AGA治療を始めようか迷っている方、またはすでに治療を受けている方の中には、本当に効果があるのか?このまま続けて後悔することはないのか?と不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
AGA治療は、薄毛の進行を食い止めたり、発毛を促したりするために必要な治療ですが、一方でデメリットやリスクが存在するのも事実です。特に、費用の負担や副作用、期待通りの効果が得られなかったと後悔している人も少なくありません。
また、薬の個人輸入やオンライン診療なら手軽に始められるといった情報があふれている中で、自分にあった治療方法を選択するには、AGA治療のメリットだけでなく、デメリットについても正しく理解することが重要です。
そこで今回は、AGA治療のデメリットを徹底的に掘り下げ、後悔しないための治療法選びをサポートします。薄毛に悩んでいる方、AGA治療を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
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AGA治療の基礎知識・治療を受ける前に知っておくべきこと
AGAについて誤解があると、治療法を選ぶ段階からつまづいてしまいます。まずは基礎的な知識を理解しておきましょう。
AGAは進行性だから早期に治療を開始することが大事
AGA(男性型脱毛症)は進行性の脱毛症であり、放っておいても治りません。むしろ、放置すると症状が悪化する特徴があります。
AGAの原因は、体内で生成されるホルモン「DHT(ジヒドロテストステロン)」です。DHTは男性ホルモンであるテストステロンが、5αリダクターゼという酵素の働きによって変換されて作られるもので、主に体毛やひげの発育、性機能の発達など、男性らしい身体を作る働きを持っています。
AGAが進行すると、毛根が徐々に萎縮し、最終的には毛が生えてこなくなる可能性がありますが、初期の段階で治療を開始することで、まだ機能を維持している毛根を守ることができます。
特に
- 抜け毛が増えた
- 髪が細くなった
と感じた段階で治療を始めることが、進行を遅らせるために非常に重要です。
放置すればするほど薄毛の範囲が広がり、治療にかかる時間やコストが増加します。完全に毛根が失われると、薬による治療ではなく、植毛などの外科的治療が必要になる場合もあります。
AGAは遺伝的要素が強く母方の祖父が薄毛だと引き継ぐ可能性が高い
AGAは遺伝的にアンドロゲン受容体や5αリダクターゼの活性が高い人は、AGAを発症しやすいことが知られています。
男性はXY染色体を持ち、X染色体は母親から、Y染色体は父親から受け継ぎます。
つまり、男性のAGAリスクは母親から受け継ぐX染色体に依存する部分が大きいため、「母方の祖父(母親の父親)」が薄毛の場合、その遺伝子を受け継いでAGAを発症しやすくなる可能性があります。
ただし、AGAは母方だけでなく父方からも遺伝する可能性があります。
AGAは、X染色体に関連する遺伝子と、その他複数の遺伝要因が関係しています。母方の遺伝が重要視されがちですが、父方からの遺伝要因もAGAに影響を与えます。
家族に薄毛の人が多い場合、AGAになるリスクは高いといえるでしょう。
AGA治療の目的は脱毛の進行を食い止めて発毛を促すこと
AGA治療は、完全に薄毛を治す「完治」ではなく、進行を抑えて改善することを目指します。
最初の目的は、抜け毛の原因となるDHTの生成を抑えることです。DHTを作り出す要因となっている、5αリダクターゼの働きを抑制することによって、毛根が攻撃されるのを防ぎます。
薬を使えばすぐに毛髪が生えてくるわけではなく、まずは薄毛の進行を食い止めることが治療の目的で、並行して健やかな髪が生えるサポートをしていく治療を行います。
主なAGAの治療法は内服薬と外用薬
AGA治療では、内服薬と外用薬の2つが基本的な治療方法です。それぞれの特徴を理解しておきましょう。
薬剤名 | プロペシア フィナステリド |
ザガーロ デュタステリド |
ミノキシジル(外用) | ミノキシジル(内服) |
---|---|---|---|---|
成分 | フィナステリド | デュタステリド | ミノキシジル | ミノキシジル |
特徴 | 世界初のAGA治療薬 | プロペシアについで承認されたAGA治療薬 | 発毛剤として一般用医薬品でも発売されている | 一般医薬品としては購入できない |
作用 | 5α-還元酵素のタイプIIを阻害し、DHT(ジヒドロテストステロン)の生成を抑える | 5α-還元酵素のタイプI・IIを抑制し、DHTの生成を抑える | 血管拡張作用により、毛根への血流を増やし毛髪の成長を促進 | 血管拡張作用により、全身の血流を増加させ、毛髪の成長を促進 |
主な効果 | DHTの生成を抑制し、脱毛の進行を抑制、発毛を促進 | DHTの生成をより強力に抑制し、脱毛の進行を抑制、発毛を促進。フィナステリドよりも強力な脱毛抑制効果 | 毛根への血流を増やし髪の成長を促進、発毛効果 | 外用薬よりも強力な発毛効果 |
使用方法 | 1日1回経口服用 | 1日1回経口服用 | 頭皮に直接塗布(1日2回) | 1日1回経口服用 |
副作用 | 性欲減退、勃起不全、肝機能障害 | 性欲減退、勃起不全、肝機能障害 | 頭皮のかゆみ、発赤、低血圧 | 低血圧、多毛症、心臓への負担 |
ミノキシジルはもともと高血圧の薬として開発されたものです。発毛効果が認められたことから、ミノキシジルを配合した発毛剤が開発されました。外用薬は一般薬品としても販売されています。
ミノキシジルの内服薬は日本では承認されていません。世界的に見ても承認している国はありません。
副作用が大きく、リスクが高いのでAGA治療で使うことは推奨されていません。
薄毛の進行具合にもよりますが、進んでいる人はフィナステリドやザガーロなどの内服薬で進行を食い止めつつ、外用薬で発毛を促すという併用療法を行うことも多いです。
内服薬は毎日飲む必要があります。3日ほどの飲み忘れであれば大きな影響はありませんが、治療を続ける限り忘れずに飲まないといけません。
習慣づけなどの工夫は必要です。
プロペシア(フィナステリド)の効果や副作用、通販で購入する際の注意点などはフィナステリド通販の記事で詳しく解説しています。
AGA治療はミノキシジル単体では不十分
ミノキシジルの外用薬は、一般用医薬品として販売されています。
ミノキシジルの外用薬だけで気軽に対策したいという人もいるかもしれませんが、AGA対策としてミノキシジルだけでは不十分といえます。
AGAは男性ホルモンが影響する病気です。
ミノキシジルは血管を広げて血液の流れをよくしたり、髪の毛を成長させる毛母細胞の分裂を促したりという効果がありますが、男性ホルモンに作用することはありません。
そのため、AGA治療には、男性ホルモンのバランスを整えるためのフィナステリドやデュタステリドの内服も併用することが必要です。
AGA治療の効果が現れるまでは6ヶ月以上かかる
AGA治療は即効性がなく、効果を実感するまでに時間がかかります。
まず、治療を開始すると、一時的に抜け毛が増える「初期脱毛」が起こる場合があります。これは休止期にあった毛が抜け、新しい毛が成長し始める兆候であり、心配する必要はありません。
その後、薬を服用または塗布することによって徐々に効果が現れますが、目に見える改善が現れるのは、治療を始めてから6ヶ月~1年程度かかるのが一般的です。
とはいえ、毛周期がありますから、すぐに太く強い毛が生えることはありません。徐々に改善していくので、焦りは禁物です。
また、毛根が完全に死滅した場合は治療効果が期待できません。
AGAの進行具合や体質などによって薬の効果は変わってきます。早い段階で治療を始めることで、元の髪の量に近くなる人もいますし、逆に効果を実感するまでに長い時間がかかる人もいます。
AGA治療で後悔するのはなぜ?9つのポイント
AGA治療を始める際、期待が大きい分、正しい知識や準備が不十分だと後悔に繋がる場合があります。後悔しがちなポイントについてまとめました。
AGA治療の不安や後悔については、ブログ、知恵袋、5ch(旧2ch)などでよく綴られています。あなたが後悔しないために、しっかりチェックしておきましょう。
AGAは保険が適用されないから治療費が高い
AGA治療は美容目的とみなされるため、健康保険が適用されません。診療代や薬代はすべて自己負担となるうえ、継続的な出費が必要です。
一般的な内服薬の費用だけでも月に10,000円前後かかることが多く、メソセラピーなどを追加するとさらに費用がかさみます。
- フィナステリド(プロペシア):3,000~7,000円
- デュタステリド(ザガーロ):5,000~10,000円
- ミノキシジル外用薬:5,000~10,000円
- ミノキシジルタブレット(内服薬):8,000~15,000円
一つの薬剤だけでこのくらいの費用がかかります。
治療が長期に及ぶため、数年単位で計算するとかなりの金額になってしまいます。最初は続けていけると思っても、途中で断念してしまうこともあります。
AGA治療で例外的に保険適用される可能性があるとしたら、頭皮に炎症などが起きているときです。その部分については、保険適用となります。
一度毛髪が回復すればそれで終わりだと思っていた
AGA治療は進行を抑えるものであり、「完治」はありません。治療で回復した毛髪を維持するためには、薬を使い続ける必要があります。途中で治療を中断すると、元の薄毛状態に戻るケースも少なくありません。
これは、AGAの原因そのものが体内のホルモンバランスや遺伝からきているためで、これらを完全に変えることはできないからです。
治療中は薬によってDHTの生成が抑制されていますが、治療を中止すると再びDHTが生成され、毛根に悪影響を及ぼします。その結果、元の薄毛状態に戻るか、場合によっては治療前以上に進行することもあります。
「回復したら治療終了」「治療をやめた後でも毛髪の状態が維持される」と思って始めると、抜け毛が再発したときにショックを受けてしまうでしょう。
医師の指示通りに薬を使っていなくて効果が出ない
AGA治療薬は、決められた用法・用量を守って使うことが重要です。しかし、正しい使用ができていないと、せっかくの薬も効果を発揮できません。
1日1回の服用が必要です。できるだけ、同じ時間に飲みます。
- 頻繁に飲み忘れる
- 自己判断で服用を中断する
- 外用薬の塗布方法が間違っている
- 外用薬の塗布量が少ない
処方された薬が合っていたとしても、正しく使わなければ効果を実感できず、治療自体に不信感を抱いてしまう場合があります。
これは医師やクリニック側の問題ではなく、患者側の問題です。
クリニックが合わなかった
AGA専門クリニックは全国に多数ありますが、サービスや雰囲気、費用がクリニックごとに異なります。
- 医師やスタッフの対応が冷たい・不親切:患者の話を聞いてくれない、専門用語ばかりで説明が分かりにくいなど
- 治療費が高すぎる:料金体系が分かりにくい、高額な治療を無理に勧められるなど
- 強引な勧誘や契約の押し付け:じっくり検討する時間を与えない、高額な治療プランを無理に勧められるなど
- 効果が実感できない:治療内容の見直しがない、定期的なフォローアップがないなど
自分に合わないクリニックを選んでしまうと、治療の効果だけでなく、通院そのものがストレスになります。
口コミや評判が良くても、自分にあうとは限らないのです。
医師の技術・実績が不十分だった
AGA治療の効果は、医師の経験や技術にも左右されます。特に植毛やHARG療法など、専門的なスキルが必要な治療では、医師の実績が重要です。
医師の診断が不十分で、適切な治療法が提案されないと、時間と費用をかけても満足な結果が得られない可能性があります。
AGAに関する論文、症例などを見ますと、9割以上の人で改善が見られます。たとえばプロペシア1mgを3年間投与した結果、98%の人はAGAの進行が認められませんでした。(参照元:プロペシア®錠 臨床成績<国内データ(3年)> – Organon Pro – Japan)
つまり、適切な時期に適切な治療ができれば、薄毛の進行は食い止められるということです。効果が出ないとすれば、それは治療の開始時期が遅かったか、治療方法がその人に合っていないということになるでしょう。
ですから、実績があり、あなたにあった治療方法を提案してくれる、信頼できるクリニックを選ぶことが非常に重要なのです。
治療費も決して安くはないことから、金額だけでクリニックを決めてしまいがちです。
しかし何よりも大事なのは、AGA治療の実績がどのくらいあるかなので、クリニックの公式サイトでこれまでの症例などを確認することが大切です。
薬が自分に合っていなかった
AGA治療薬には個人差があり、すべての人に効果があるわけではありません。また、副作用の出やすさにも差があります。
たとえば、まずフィナステリドを使ってみて、半年経っても全く効果が感じられないというとき、デュタステリドに変更することで効果が出ることがあります。
合わない薬を使い続けることは効果が出ないばかりか、大きなストレスにもなります。
そのまま、その薬を使い続けても良いのか、もちろん医師の判断が必要ですが、全く効果を実感できないなら、薬の変更も含めて医師に相談する必要があります。
一般的には、6ヶ月同じ薬を使ってみて経過観察をし、まったく効果が出ない場合は、薬の替え時かもしれません。
AGA治療の副作用が辛かった
AGA治療薬には副作用のリスクがあります。主な例を挙げます。
- 性欲減退
- 勃起不全(ED)
- 倦怠感や体調不良
- 頭皮のかゆみや炎症
- フケの増加
副作用の感じ方は人それぞれです。たいして辛くない人もいる中で、副作用がつらく、治療を継続するモチベーションを失ってしまう人もいます。
個人輸入で手に入れた薬を使った
費用を抑えようとして個人輸入の薬を使用する人もいますが、これは非常にリスクが高いです。
偽造薬や有効成分がきちんと含まれていない薬を入手する可能性があり、副作用のリスクも高まってしまいます。
薬の種類にもよりますが、1ヶ月あたり3,000円〜5,000円くらいだと思ったら、安い薬に手を出したくなる気持ちもわかります。
しかし昔ほどの価格差はなくなってきていますし、各クリニックも、ジェネリック医薬品を処方したり、定期便やまとめ買いプランを提供することで、価格を抑える工夫をしています。
効果が出ないだけならまだ良いですが、健康被害が出てからでは後悔しても遅いです。個人輸入で薬を購入することは、デメリットはあってもメリットはないでしょう。
そもそも薄毛の原因がAGAではなかった
AGA治療を始めても効果が感じられない場合、そもそも薄毛の原因がAGAではない可能性があります。
脱毛の原因は、AGA以外にもこのようなものがあります。
- 円形脱毛症
- 薬剤性脱毛症(抗がん剤治療など)
- 脂漏性皮膚炎
- 甲状腺機能異常
- 感染症による脱毛
- 加齢
- 急激な体重減少や栄養失調
- ストレス
誤診のまま治療を進めると、効果が現れないどころか症状が悪化する可能性があります。
薬の効果が出ていないと思ったら、医師に相談するとともに、セカンドオピニオンとして別のクリニックを受診してみるのもひとつの方法です。
こんなはずじゃなかった!AGAの治療で後悔した人たちの声
AGA治療は、多くの人が期待を抱いて始める一方で、現実とのギャップから後悔するケースもあります。
ここからは、実際にAGA治療をした人の口コミや体験談を参考に、どのようなことで後悔したのか、その理由を探っていきます。
思ったよりも治療費が高くて継続することが難しかった
AGAのクリニックでは、様々な料金プランが用意されています。公式サイトに表示されている金額は最低価格であることが多く、「この値段なら続けられるかもしれない」と思う金額なので、とりあえず試してみようかとAGA治療を始める人もいます。
しかし実際に始めてみると、なんだかんだで費用がかかり、この先ずっとこの出費が続くとなると継続することが難しくなってしまう人が多いです。
「最初は内服薬だけで済むと思って始めましたが、途中で外用薬や頭皮ケアの追加を勧められ、費用が月2万円以上に…。長く続けることを考えると負担が大きすぎました。」
「カウンセリングのときは費用を明確に説明してもらえず、通い始めてから追加料金が多いことに気付きました。もっと事前に確認しておけばよかったです。」
「毎月の出費が高額な上に、効果を維持するためには一生続ける必要があると聞いて心が折れました。」
AGA治療は保険が適用されないため、すべて自己負担です。治療開始時には基本プランだけでいいやと思っても、さまざまなプランが必要になったり、投薬以外の治療が必要になったりすると、出費が増えてしまいます。
費用と時間をかけたわりには思ったような効果を得られなかった
AGA治療の効果の出方は、本当に個人差があります。何ヶ月続ければこのくらいの効果が出ると言い切れないため、途中で断念したくなってしまう人も多いようです。
「半年以上続けましたが、期待していたほど髪のボリュームが増えませんでした。薬の効果には個人差があると言われましたが、それなら始める前に知りたかったです。」
「効果が出るまで時間がかかると聞いていましたが、1年続けても大きな変化がなく、無駄だったように感じました。」
「医師から『生え際は薬の効果が出にくい』と言われて、効果の薄い部分に費用と時間をかけていたことにショックを受けました。」
フィナステリドやデュタステリドの効果は人によって異なり、一部の人には効きにくいこともあります。
また、AGA治療は「脱毛を止めること」を主な目的としているため、完全にふさふさだった頃の髪に戻るわけではありません。
だからこそ、どのような治療方法なのか、しっかりと説明を聞いて納得してから治療を開始することが大事ですし、薬があっているのかどうか、途中経過を確認しながら進めていくことが重要なのです。
「もっと早く始めていれば…」タイミングを逃した後悔
薄毛というのは非常にデリケートな問題です。
もしかしてAGAかもしれないと思っても、自分でも認めたくない気持ちがあったり、クリニックで診療を受けるのが恥ずかしかったりして、治療を開始するのが遅くなってしまったというケースも多々見られます。
「薄毛が気になり始めた頃は放置していましたが、後になってAGA治療は進行を止めるものだと知り、もっと早く始めるべきだったと後悔しました。」
「生え際の薄毛に気付いたときにはすでに進行が進んでいて、薬ではどうにもならず、植毛を検討することになりました。」
「30代後半で治療を開始しましたが、20代の頃から始めていれば、もっと髪の量を維持できていたと思います。」
AGAは進行性の脱毛症ですから、放置すると症状が進むという特徴があります。AGAだと認めたくなかった人や、初期の薄毛や抜け毛を「加齢」や「ストレス」と勘違いし、早期治療のタイミングを逃す人が多いです。
初期費用の高さが原因で治療を先延ばしにするケースも少なくありません。
毛根が完全に死滅してしまうと、薬による治療では回復が困難になり、植毛など外科的な治療が必要となってしまいます。
副作用が辛くて続けられなかった
副作用は個人差があるので、全く感じない人がいる一方で、ほんの少しのことでも辛いと感じる人もいます。
「フィナステリドを飲んでいたら、性欲が減退してしまった。気のせいかと思ったけど、飲むのをやめたら元に戻ったので、薬の影響だと思う」
「ミノキシジルを使ったら頭皮がかぶれて、痒みやフケがひどくなり、結局治療を中断した。副作用のリスクについてもっと調べておけばよかった」
こればかりは薬を使ってみないとわからないことですが、どのような症状が出るのか知らずに副作用が出てしまうと、強いストレスとなるでしょう。
薬をやめたら元の状態に戻った、やらない方が良かった
AGAは進行性ですから、完治することはありません。薬をやめれば、元に戻ってしまいます。
「毛が生えたから治療をやめたけど、半年後にはまた抜け毛が増えて、元の状態に戻ってしまった。続けないとダメだったんだと後悔している」
「治療をやめたら『リバウンド』のように一気に抜け毛が増えた。せっかく増えた毛を維持できず、やらなかったほうがよかったのではと感じる」
薬を飲んでいる間は、DHTを作らないようにしていた体が、やめたことで元に戻るため、一気に抜け毛が増えたように感じてしまいます。
今までかけてきた時間とお金が無駄になったような気持ちになり、こんなことならやらなければ良かったと後悔してしまう人もいます。
妊活をすることになり続けられなくなった
AGA治療薬であるフィナステリドやデュタステリドは、男性器にかかわる下記のような副作用があります。
- 性欲減退
- 勃起機能障害
- 精液量の減少
- 射精障害
そのため妊娠の確率を下げてしまう可能性があります。
また、フィナステリドやデュタステリドは、男の子の胎児の外性器の発達を阻害するといわれています。
男性が妊活中に服用を続けたとしても、精液に入る有効成分は微量で、胎児に影響はないと言われています。ただし混入する量はゼロではないので、心配になる人もいるでしょう。
安全をとって、妊活のために途中でAGA治療を断念することになるケースも考えられます。
クリニックをもっと慎重に選べば良かった
クリニック選びは、料金だけでなく、医師の実績や話をした印象など、さまざまなことを比較してみないといけません。
「無料カウンセリングのときは親身に相談に乗ってくれたけど、契約後は流れ作業のような診察で、効果が出ていないのに改善案も特になかった」
「クリニックの実績をよく調べずに選んだせいで、過剰な治療プランを提案されて、結局お金だけかかった。もっと慎重に選べばよかった」
クリニックはたくさんあるため、つい安さで選んでしまいがちです。
しかし、これからずっと治療は続いていくので、長くお付き合いできるクリニックを選びたいものです。
薄毛の原因がAGAではないと後からわかった
AGAの治療は、効果を実感できるまで最低でも3ヶ月〜6ヶ月ほどかかるため、かなりの時間が経ってから、効果が出ない、実はAGAではなかったということがわかるケースもあります。
「AGAだと思って治療を始めたけど、効果が出ず、別の病院で診察を受けたら、実はストレス性の脱毛症だったと判明した。最初にしっかり検査を受けるべきだった」
「AGAの遺伝子検査を後から受けたら、AGAではないことが分かり、治療にかけたお金と時間が無駄だったと感じた」
判定が難しい場合があるからこそ、医師の実績と初診が大切です。
どのような検査をしてくれるのかも比較してクリニックを選ぶことで、この種の後悔は回避できる可能性が高いです。
対面診療を選んだけれど通院が大変だった
対面の診療の方がオンラインよりも時間をかけて、丁寧に診察してもらえることは確かです。
しかし、通うとなると時間もかかり、忙しい毎日を送っている人にとっては通院が負担となり、治療を断念してしまうこともあります。
「最初は頑張ってクリニックに通っていたけど、仕事が忙しくなって通院するのが負担になり、途中で通うのをやめてしまった」
「地方に住んでいて、専門のクリニックが遠く、移動時間と交通費がかかることがストレスだった。オンライン診療を選べばよかったかも」
まずは、本当にAGAかどうか、判定してもらうことが大事です。最初は対面診療にし、その後、オンライン診療に切り替えれば、負担を減らせるかもしれません。
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後悔につながる可能性が高いAGA治療をオンライン診療で受けることのデメリット
AGA治療をオンライン診療で受けることは手軽で便利な反面、いくつかのデメリットも存在します。
頭皮を直接確認できないから対面診療と比べると正確性に欠ける
オンライン診療では、医師が患者の頭皮を直接観察することができません。そのため、AGA以外の脱毛症を見逃す可能性があります。
薄毛=AGAではありません。円形脱毛症や甲状腺疾患など他の疾患による場合もあります。直接の診察がなければ誤診されてしまうかもしれません。
頭皮の状態を写真やビデオ通話だけで診断することは、対面診療と比べるとどうしても精度が低くなってしまいます。治療の途中経過を確認する場合でも、詳細な確認は難しいです。
診療が手軽で説明が物足りなく感じる
オンライン診療は簡便さがメリットですが、その手軽さがデメリットになることもあります。診療時間が短く、AGAのメカニズムや治療法についての説明が簡略化されがちです。
自宅で診療を受ける手軽さから、患者側も事前に質問を用意しておらず、治療内容を深く理解しないまま薬を処方されることがあります。
効果がすぐには現れないことを理解せずに治療を始めてしまうと、こんなはずじゃなかったという後悔につながりやすいです。
ビデオ通話では医師とのコミュニケーションをとりにくい
オンライン診療では、対面診療に比べて医師との信頼関係が築きにくいと感じる人もいます。
ビデオ通話では、医師が患者の表情や態度から不安や疑問を察知しにくい場合があります。また、患者側も質問しづらいと感じることがあります。
オンライン診療は、短時間で多くの患者を効率的に診察するスタイルが主流であるため、患者の個別の事情に十分に対応できないケースもあるでしょう。
画面越しですと、相手の体温が感じられず、機械的な対応をされていると感じてしまいがちです。
治療法の選択肢が限られる
オンライン診療では提供される治療法が、内服薬や外用薬に限定されることがほとんどです。しかし、薬以外にも治療法があります。
治療法 | 内容 | 特徴 |
---|---|---|
自毛植毛 | 自分自身の頭皮から健康な毛髪を採取し、薄毛が気になる部分に移植する治療法 | 自分の毛を移植するので拒絶反応やアレルギーの心配がなく、移植した毛髪は元々の特性を持ち続けるため、抜けにくいという特徴がある ・FUT法(ストリップ法) ・FUE法(ダイレクト法) などがある |
メソセラピー(注射治療) | 頭皮に直接薬剤や有効成分を注射して、毛髪の成長を促す治療法 | 飲み薬や塗り薬と異なり、薬剤が毛根部分にダイレクトに届くため、効果が早く現れる可能性がある。自毛植毛のように外科的な処置は不要で、注射による治療のみで進められるため、体への負担が少ない |
HARG療法 | 髪の毛の成長を促進するために、成長因子(Growth Factors)を注入する治療法 | 成長因子を含んだ薬液を薄毛の部分に注射することで、髪の毛が再生しやすい環境を作る。外部からの薬物や化学成分を使わないため、アレルギー反応や拒絶反応のリスクが低い |
PRP療法(血小板濃縮血漿療法) | 血液中の血小板を濃縮し、その血小板に含まれる成長因子を利用して、髪の毛の成長を促進する | 髪の成長を促進する成長因子やサイトカインが含まれた血小板を使用することで毛髪の再生を助ける。自分の血液を使うため、拒絶反応やアレルギー反応のリスクが非常に低いのが特徴 |
LEDライト療法 | 特定の波長の光(主に赤色光や近赤外線)を頭皮に照射し毛母細胞の活性化を促す | 毛包(毛根部分)やその周囲の細胞を刺激し、毛髪の成長サイクルを整える。手術や薬剤を使用しないため、副作用のリスクが極めて低い |
AGAの進行具合によっては、その他の治療法を選択することが良い場合もあるのですが、当然のことながらメソセラピーや植毛などの施術はオンラインでは対応できません。
また、一般的な薬(フィナステリドやデュタステリド)の処方にとどまり、患者個別の症状に合わせた治療ができない場合があります。
経過観察など継続的なフォローアップが不足しがち
AGA治療は長期的なケアが必要ですが、オンライン診療ではフォローアップが不十分になることがあります。
- 毛髪の密度や太さの変化
- 頭皮の健康状態(炎症、乾燥など)
- 抜け毛の量や質
- 写真を撮影して治療前後を比較する
など、数ヶ月に1度はチェックしてほしいところです。
しかしオンラインでの診察は10分〜15分程度です。その短さでは治療経過の詳細なチェックは、正直、難しいでしょう。
また、いつでも好きな時に診察を受けられるという手軽さが逆にデメリットとなり、途中で通院や薬の継続をやめてしまう人も少なくありません。
モチベーションを維持しづらい
AGA治療は長期にわたり、お金もかかるため、モチベーションを維持することが重要です。
薬は1日1回、毎日飲み続けなくてはなりません。このプレッシャーは、人によっては大きなストレスとなり、モチベーションが低下する原因にもなるでしょう。
しかし、対面のサポートがないオンライン診療では、不安や悩みを相談しづらくなることがあり、なんとなく治療をやめてしまう人も少なくありません。
また、治療の初めに、AGAが完治しないことについての理解が不十分だと、「治療を続けなければならない」という事実を後で知り、治療そのものを後悔することがあります。
「一度治療すれば終わり」と思っていたが、やめたらまた元に戻るのかと失望し、モチベーションが維持できなくなってしまうのです。
副作用など緊急時の対応が難しい
AGA治療では副作用が出る場合もありますが、オンライン診療では迅速な対応が困難な場合があります。
命に関わるような重篤な副作用はまずないものの、万が一深刻な副作用が発生した場合、オンライン診療では即座に診察を受けられないことがあります。
信頼できるクリニックと営利目的のクリニックの区別が難しい
オンライン診療が普及する一方で、営利目的のクリニックも存在し、信頼できるクリニックを探すのが難しい場合があります。
通常、クリニックは「医療法人」として開業されていることが多いのですが、近年、「一般社団法人」として設立されるケースが増えてきました。
医療法人は設立に行政の許可が必要で、厳しい条件(最低限の資産や職員の確保など)が課されます。一方、一般社団法人は設立が容易で、特別な条件はありません。
また、一般社団法人は、本来、非営利を目的とする法人ですが、実際には営利活動を行うために利用されているケースもあります。
サイトや広告では良い面だけを強調し、口コミが偽物である可能性も否定できません。治療の実態が見えにくく、営利目的の信頼できないクリニックを選んでしまう可能性もあります。
後悔しないために知っておきたいAGA治療をオンラインクリニックで受けるのがおすすめの人
デメリットがあったとしても、オンラインクリニックの診察の方が向いている人もいます。以下のような方は、オンラインクリニックがおすすめです。
AGAであることを誰にも知られたくない人
オンラインクリニックでは、診察や治療薬の配送がすべて自宅で完結します。
通院する必要がありませんから、知人や職場の同僚などに見られるリスクを避けられます。
クリニックも薬の配送には気をつかっており、中身がわからない梱包にしてくれています。AGA治療を受けていることを、家族にも知られたくないと思っている人でも、安心して受診できるでしょう。
病院に通う時間がない人
病院に通うとなると、血液検査をしたり、当日の詳細な検査をしたりと、意外と時間がかかるものです。混み合っていると、予約をしても時間通りに診察してもらえるとは限りません。
オンラインクリニックでは、スマートフォンやパソコンを使って簡単に診療予約ができ、決まった時間にビデオ通話やチャットで診察を受けられます。
診療時間は10分程度で済む場合が多く、仕事や家事の合間にも利用可能です。
受付時間の幅も広く、早朝や深夜でも対応してくれるオンラインクリニックもあるので忙しい人にも適しています。
近くにAGA専門のクリニックがない人
AGA専門のクリニックは都市部に集中しており、地方や郊外ではアクセスが難しい場合があります。
オンラインクリニックなら、自宅にいながら診察を受けられるため、どこに住んでいても治療を開始できます。
遠方のクリニックに通院する場合、移動時間や交通費がかかりますが、オンライン診療ならその負担もありません。
それでも一度は対面診療を受けてみることが大事
AGA以外の脱毛症も原因となり得るため、自己判断やオンライン診療のみで治療を始めるのはリスクがあります。
対面診療では、医師が頭皮の状態を直接確認し、必要に応じて血液検査や他の検査を行うことで、正確な診断が可能です。
脱毛症には、円形脱毛症や甲状腺疾患、自己免疫疾患など、AGA以外の原因が含まれる場合があります。これらを見逃すと、誤った治療を続けてしまう可能性があります。
また、対面診療では、オンライン診療では難しい治療の幅広い選択肢を提示してもらえます。
ネットの情報に惑わされない!AGA治療に関する都市伝説
AGA治療については、多くの誤解や根拠のない情報がネットや口コミで広まっています。適切な治療を受けるためにも、嘘の情報に惑わされないことが大切です。
帽子をかぶるとハゲる
帽子を長時間かぶっていると、頭皮が蒸れて毛根が弱り、薄毛になる。これは昔からよくいわれていることですが、帽子をかぶることが直接AGAの原因になることはありません。
AGAの主な原因は遺伝やDHTによる毛根への影響であり、帽子自体はAGAと直接的な因果関係はないです。
ただし、帽子を長時間かぶることで蒸れや汚れが蓄積し、頭皮環境が悪化する可能性はあります。
帽子は清潔に保ち、通気性のいいものをかぶるのがおすすめです。
AGA治療薬を一度飲み始めると、一生やめられなくなる
AGA治療薬をやめると、治療効果が消失するため、薄毛が進行することがあります。そういう意味では、一生飲み続けないといけないものといっても良いでしょう。
ただし、治療をやめたからといって「依存症」になるわけではなく、AGAの進行を止められなくなるだけです。薬をやめられないわけではありません。
シャンプーを変えればAGAが治る
薄毛改善シャンプーや育毛シャンプーを使えば、AGAは治ると思っている人もいるようですが、シャンプーではAGAの進行を直接止めることはできません。
AGAは、ホルモンの影響や遺伝による症状であり、シャンプーだけで治療することは不可能です。
ただし、頭皮環境を整えることで、髪の成長をサポートしたり、他の治療法の効果を高めることは期待できます。「育毛」と「発毛」は異なるため、誤解しないことが大切です。
AGA治療薬には深刻な副作用がある
AGA治療薬には副作用のリスクがありますが、発生率は低いとされています。
フィナステリドやデュタステリドの主な副作用として、性欲減退や勃起不全が挙げられますが、これらの症状が出るのはごく一部の患者です。
また、副作用の大部分は薬を中止すれば改善されるとされています。医師と相談しながら治療を進めることで、不安を軽減できます。
マッサージで毛根を活性化すれば髪が生えてくる
頭皮マッサージは頭皮の血行促進に必要ですが、直接的にAGAを治すことはありません。
AGAはホルモンの影響による脱毛症であり、毛根を活性化するだけでは改善しません。
髪に必要な栄養が行き渡るようにサポートする効果はありますし、他の治療法と併用することで効果が期待できる場合がありますが、単独でAGAを治療することは不可能です。
AGAは治らないから治療しても無駄
AGAは遺伝だから、治療をしても無駄で、必ず薄毛になると諦めてしまう人もいるようです。
しかし、AGAの進行を完全に止めることはできなくても、治療で進行を遅らせたり、発毛を促すことは可能です。
AGA治療薬や植毛、PRP療法など、現在はさまざまな治療法が進化しており、AGAによる薄毛を改善することは十分可能です。
「治らない」という誤解は、正しい治療を受けていない場合や、個人差による効果の実感が得られなかった場合に生じるものです。正しく治療すれば、進行を抑えることは可能です。
髪を傷めるから薄毛の人はドライヤーをかけないほうがいい
AGAや薄毛の人は、自然乾燥はNGです。
頭皮を湿ったまま放置すると、雑菌が繁殖してしまいます。
この雑菌がふけやかゆみの原因となり、頭皮環境が悪くなる可能性があります。
頭皮環境の悪化は薄毛や抜け毛を悪化させます。必ずタオルドライとブローは念入りにしましょう。
ただし、熱が髪の毛に悪影響を与える可能性があるのも事実です。ドライヤーの温度は低めに設定し、同じ場所にあて続けないように気を付けてください。
AGA治療で後悔しないための注意ポイント
AGA治療は長期的な取り組みが必要で、正しい知識と計画がなければ後悔する結果につながることもあります。
以下のポイントを押さえ、後悔のないAGA治療を目指しましょう。
AGA治療には限界もあることを知る
AGA治療は発毛や脱毛の進行抑制を目的としていますが、必ずしもすべての人に同じ効果があるわけではありません。
また、治療を始めたからといって、全員がフサフサの髪を取り戻せるわけではありません。特に進行がかなり進んでいる場合は、治療効果が限定的なこともありますから、期待しすぎないことが大切です。
発毛を目指す場合も、現状維持を目指す場合も、自分にとっての成功ラインを医師と話し合うことが重要です。現実的な目標を立てれば、無駄にがっかりすることもありません。
初期脱毛について理解しておく
AGA治療を始めると「初期脱毛」が起こることがあります。
初期脱毛は薬が作用している証拠であり、ヘアサイクルを正常に戻すためには必要なことです。
初期脱毛は薬の服用開始後、2週間~1か月ほどで初期脱毛が始まり、2~3ヶ月ほど続くといわれています。
この期間に驚いて自己判断で服用をやめてしまうとAGAの効果が得られないまま治療を終えてしまうことに。
治療前に初期脱毛について理解し、途中で治療をやめてしまうことのないようにしましょう。
ただし、初期脱毛があまりに長く続く場合は、AGA以外の脱毛の可能性もあるので医師に相談するのがおすすめです。
前立腺がんの検査を受けておく
フィナステリドやザガーロといったAGA治療薬を服用すると、前立腺腫瘍マーカーであるPSAの値が半減してしまうことがわかっています。
そのため、せっかく検査を受けても前立腺がんを見落としてしまう危険があるのです。
まずは治療前に前立腺がんの検査を受け、問題がないことを確認しておきましょう。
また、AGA治療薬を服用中に前立腺がん検査を受ける際には、薬を服用していることを必ず医師に伝えるようにしてください。
オンラインクリニックのデメリットを理解しておく
オンライン診療は便利ですが、対面診療とは異なるデメリットもあります。
- 頭皮を直接診察できないため診断精度が下がることがある
- 診療が手軽すぎて、治療計画や副作用についての説明が十分でない場合もある
- 治療法の選択肢が限定される
- モチベーションを維持しづらい
- 緊急時の対応や、対面での経過観察が必要な場合には不向き
オンライン診療を選ぶ場合でも、必要に応じて対面診療を併用しましょう。また、信頼できるクリニックを選ぶことが重要です。
クリニック選びがAGA治療成功の鍵!情報収集が大事
AGA治療で後悔しないためには、自分に合ったクリニック選びが最重要ポイントです。
信頼できるクリニックを選ぶことで、最適な治療プランを提案してもらえるだけでなく、不安や疑問を解消しながら治療を進められます。
以下の方法で、しっかりと情報収集をしてください。
- 実際に治療を受けた人の意見を参考に、信頼性や実績をチェックする
- 各クリニックの治療法、費用を比較
- 医師の実績や経歴を確認
- 実際に足を運び、医師やスタッフの対応、クリニックの雰囲気を確かめる
また、信頼できるクリニックには、このような特徴があります。
- 治療費が明確で隠れた追加費用がない
- 患者の症状にあった適切な治療プランを提供してくれる
- 治療のメリットだけでなくリスクや副作用についても丁寧に説明してくれる
- 定期的なフォローアップがしっかりしている
もし、口コミなどで、高額なプランを提案されたとか、押し売りされたという声があればそのクリニックは選ばないでください。
オンラインで診療を受けるとしても、医師との相性を確かめるために、1度は実際にクリニックを訪れ、医師と対面してみることをおすすめします。
クリニックの無料カウンセリングを受けて比較する
AGA治療を始める前に複数のクリニックで無料カウンセリングを受け、納得のいく選択をしましょう。
【比較するポイント】
- 治療費や薬の料金
- 内服薬、外用薬、植毛など提供される治療法の種類
- 医師やスタッフの対応の丁寧さ
- 医師の実績
- 症例の多さ
口コミや評判も参考にしつつ、実績のあるクリニックを選びましょう。
AGA治療の契約内容もきちんとチェックする
AGA治療は、特定商取引法の指定役務に当てはまらないため、クーリングオフできません。
無料カウンセリングの際には、契約内容や解約の条件などもきちんと確認しておきましょう。
即日契約や即日施術は避けた方が無難です。
薬が体に合わないケースも考えられるので、最初から長期服用の契約はしないように気を付けてください。
無理なく継続できる治療プランを立てる
AGA治療は長期間続けることが基本です。無理な治療プランは途中で断念する原因になります。
月々の治療費が家計を圧迫しない、予算の範囲内でできる治療を選択しましょう。
どの程度の効果が出るかもわからないので、初期は内服薬や外用薬に絞り、効果を見ながら治療を追加するのも一つの方法です。
医師との信頼関係を築くことの大切さ
AGA治療は医師との連携が成功の鍵です。信頼できる医師を選び、相談しやすい環境を作りましょう。
自分の症状や治療法について、丁寧に説明してくれる医師が理想的です。わからないことは遠慮せずに質問してください。どのようなことであっても、しっかりと説明してくれる医師を選びます。
また、効果が感じられないときや副作用が気になるときも、遠慮せずに相談してください。どのようなことでも相談できる関係作りが、治療を成功に導きます。
医師の指示通りに正しく薬を服用すること
AGA治療薬は適切な方法で、継続的に使用することが重要です。決められた用法・用量を守りましょう。
効果が感じられないからといって自己判断で治療をやめると、逆に脱毛が進むことがありますので、勝手に使用を中断しないでください。
AGA治療はすぐに効果が出ない!少なくとも6ヶ月以上の継続が必要
AGA治療の効果が現れるには時間がかかります。即効性を期待してはいけません。
早くても3〜6ヶ月、人によっては1年以上かかる場合もあります。焦らないことが大切です。
また、治療の初期には、一時的に抜け毛が増える「初期脱毛」が起きることがありますが、これは正常な反応です。心配して薬をやめてしまわないようにしてください。
一度治療を始めたらやめられない!やめれば症状が進行する
AGA治療は継続が基本です。治療を中止すると再び脱毛が進行し、元の状態に戻ってしまう可能性が高いです。治療は一生続いていくのです。
もし、経済的に継続が難しいなら、医師と治療方針について相談してください。そのうえで、長期的に無理なく続けられる治療法を選びましょう。
ある程度髪が生えてきたら維持療法に切り替えることもできます。
効果を実感できないときは遠慮せずに医師に相談する
効果が感じられない場合は、医師に相談しましょう。
内服薬や外用薬の種類や量を変更することで改善する場合がありますし、植毛やメソセラピーといった追加治療を検討することも可能です。
医師に効果がないと言い出しにくいと思うかもしれませんが、選択肢はひとつではないので、遠慮しないで相談してください。
副作用についても理解して我慢せずに医師に相談する
AGA治療薬には副作用が出る場合もあります。
- 性欲減退
- 勃起機能障害
- 頭皮のかゆみ、赤み
- 多毛症
- 倦怠感
など。
重篤になることはあまりないですが、体調に変化があればすぐに医師に相談し、薬を変更するなどの対応を検討しましょう。
定期的に健康診断を受け体調の変化をチェックする
AGA治療中は定期的に健康診断を受けて異常があったらすぐに気が付くようにしておきましょう。
また、血圧や性機能についてなど、何か変わったことがないかチェックしておくのがおすすめです。
少しでも気になることがあれば医師に相談してください。
個人輸入で購入した薬は絶対に使わないこと
海外から個人輸入した薬には、品質の保証がありません。偽物や成分の不明な薬を使用することで健康被害が生じる可能性があります。
もし副作用が強く出たり、健康被害にあったりしても、正規品を使用した場合でなければ、救済措置の対象にもならないのです。
効果が出なければ、時間もお金も無駄になります。国内正規品を取り扱っている、信頼できるクリニックで処方してもらいましょう。
費用が心配なら植毛など他の手段も検討する
内服薬や外用薬で十分な効果を得られない場合、植毛を検討するのも一つの方法です。毛根ごと移植しますから、そこから自分の毛が生えてくるようになります。カツラとも違い、特別なメンテナンスも必要ありません。
植毛の費用は、植える本数によってかなり幅があります。本数が増えれば100万円を超えることも珍しくはありません。
たとえば、AGAの治療薬で月に10,000円かかるとすると、10年で120万円です。10年治療を続ければ、植毛の費用を軽く超えてしまいます。
植毛は最初にまとまった金額が必要になるものの、長い目で見ると結果的には安く済む場合もあります。
そもそも自分の毛を生やすことから、自然な仕上がりです。月に20,000円〜30,000円かけて薬で治療するなら、いっそのこと植毛した方が早い&安いかもしれません。
後悔しなかった人はやっている!AGA治療の効果を最大限にする薬以外の対策
AGA治療の効果を最大限に引き出すには、薬だけに頼るのではなく、日常生活の改善も欠かせません。
薬の効果をサポートするこれらの取り組みを実践することで、治療の成功率を高めることができます。
ストレスは抜け毛の大敵
ストレスはAGAの進行を悪化させる大きな要因です。ストレスが続くとホルモンバランスが乱れ、毛髪の成長サイクルに影響を与えることが知られています。
強いストレスを受けると、体内でコルチゾール(ストレスホルモン)が過剰に分泌されます。そのうえ、男性ホルモンの働きを優位にしてしまい、AGAの原因であるDHTの分泌が増加します。これがAGAを加速させます。
また、ストレスが高まると、交感神経が活性化し、血管が収縮します。その結果、頭皮の血流が悪化し、毛根に十分な栄養が届かなくなります。
ストレスを溜めすぎないようにするには、以下のようなことを心がけましょう。
- 瞑想や深呼吸を取り入れ、心身をリラックスさせる
- 好きなことを楽しむ
- 軽い有酸素運動やヨガでストレスを解消する
ストレスを減らせれば、ホルモンバランスも整いますし、毛髪以外の健康にもメリットが大きいです。
健やかな髪を生やすための食生活改善
髪の成長を促進するには、栄養バランスの取れた食生活が欠かせません。不足する栄養素があると、AGA治療薬の効果が十分に発揮されない場合もあります。
まず、重要なのは髪を作るタンパク質です。髪の主成分である「ケラチン」を作るには、肉、魚、大豆製品、卵をまんべんなく食べましょう。
他にも、
- 毛母細胞の働きを活性化させるビオチン(納豆やアボカドなど)
- 毛髪の生成に関わる亜鉛(牡蠣や牛肉、ナッツ類など)
- 貧血を防ぎ、毛根に酸素を運ぶ役割をサポートする鉄分(レバーやほうれん草など)
などを積極的にとりたいところです。
逆に、以下のような食品は避けてください。
- 高脂肪・高カロリー食品(ファストフード、揚げ物など)
- 砂糖や精製された炭水化物を多く含む食品(菓子パン、スイーツなど)
朝食を食べていない人は、まず食べることから始めます。ゆで卵1つ、納豆1パックでも良いので、朝からタンパク質を取ることを心がけてください。
おすすめ朝食メニュー
- チーズ納豆トースト
- 目玉焼き
- 野菜ジュース
- 鮭の塩焼き
- グラノーラ入りヨーグルト
いつものサラダにアボカドやナッツをプラスしてみたり、揚げ物を減らし、蒸し料理や焼き料理にしてみたりして、少しずつ食生活を改善していきましょう。
正しいシャンプーが健やかな頭皮を作る
AGA治療の効果を最大限に引き出すためには、すこやかな頭皮環境づくりが欠かせません。そのために必要なのは、毎日の丁寧なシャンプーです。
頭皮の皮脂バランスを崩さないシャンプーを使用しましょう。添加物の少ないものや、アミノ酸系シャンプーが理想的です。
爪を立てず、指の腹を使ってマッサージしながら洗髪することで、頭皮の血行を促進します。シャンプー後はしっかり乾かし、頭皮の湿気を防ぎます。
頭皮の血行を促進するために、シャンプー後の頭皮マッサージもプラスしてみましょう。手でマッサージしても良いですし、専用のマッサージブラシを使うのもおすすめです。
血行が良くなれば、毛根に栄養が届きやすくなります。
睡眠をしっかりとらなければ髪は生えてこない
睡眠不足は、ホルモンバランスの乱れや毛髪の成長サイクルを妨げる原因になります。
成長ホルモンは髪の成長を促進しますが、睡眠不足だと分泌が減少します。特に、寝入り端の数時間に、成長ホルモンの分泌が活発になるため、この時間にぐっすり眠っていないといけません。
睡眠不足になるとストレスも溜まります。すると、「コルチゾール」というストレスホルモンが増加し、それがホルモンバランスを乱す原因となり、AGAの原因物質GHTを増やすことにもつながります。
質の高い睡眠を取るためには、以下のことに注意してみてください。
- 規則正しい生活リズムを作る
- 寝る前のスマホ使用を控える
- リラックスできる環境を整える
疲れているからと、休みの日に寝溜めをする人がいますが、人間、寝溜めはできないものです。いつもと同じ時間に起きて、日中しっかり行動することで、夜もぐっすり眠れるようになります。
室内環境を整え、眠りやすい温度・湿度にすることも大切です。
長時間、ダラダラと眠ればいいわけではなく、時間が短くてもぐっすり眠ること、そして目覚めたときに疲れが残っていないことが重要です。
AGA治療の後悔しないやめどきは?
AGAは完治することはありません。治療をやめると薄毛・抜け毛が進行し、悪化してしまいます。
髪の毛が生えた状態をキープしたいと思うのであれば治療を続ける必要があります。
ただし下記のような状況になればAGA治療のやめどきといえるでしょう。
- 薄毛が気にならなくなってきたとき
- AGA治療を始めて1年経っても効果がないとき
- 副作用がひどく、服用を続けられないと医師が判断したとき
薄毛が気にならなくなってきたとき
若いときには薄毛がコンプレックスであっても、年齢を重ねるにつれて気にならなくなることもあります。
周りの同年代の友人の髪も薄くなってきたり、人前に出る機会が減ったりすれば、お金をかけてAGA治療を続ける必要性を感じなくなることもあるでしょう。
そうなれば、AGA治療のやめ時といえます。
AGA治療を始めて1年経っても効果がないとき
AGA治療をはじめて、1年経っても効果を感じないときは、医師に相談の上、薬の服用をやめてもいいかもしれません。
長期間治療を続けても何の変化も見られないのであれば、AGA以外の理由で脱毛が進んでいる可能性もあります。
セカンドオピニオンも含め、医師の診察を再度受けてみてください。
その場合は、頭皮を直接見てもらえるように、対面のクリニックにかかるのがおすすめです。
副作用がひどく、服用を続けられないと医師が判断したとき
フィナステリドやデュタステリドの副作用に肝機能障害があります。
血液検査で異常が見られた場合、医師の判断で治療を中止することもあります。
肝機能障害は、初期段階では自覚症状がほぼ見られないので、定期的に血液検査を行い、異常に気がつけるようにしましょう。
オンラインクリニックで受診している場合でも、1年に1度対面のクリニックを受診したり、健康診断の血液検査の結果をチェックしたりすることが必要です。
また、ミノキシジルの使用で頭皮の異常がひどい場合も、使用を取りやめる必要があります。
ひどいかゆみや発疹などが出た場合は、すぐに使用を中止し、医師に相談してください。
副作用がひどく、薬の使用が難しいけど、AGA治療を続けたい、という場合は自毛植毛など、他の治療を検討しましょう。
AGA治療の後悔についてよくある質問とその回答(Q&A)
AGAの治療に関して、よくある疑問や質問とその回答についてまとめました。
AGA治療は必ず効果が出ますか?
AGA治療は、個人差が大きく、必ずしも全員に効果が出るわけではありません。個人の体質やAGAの進行度、治療法の選択によって結果が異なるため、誰でも確実に改善するとはいえないところです。
ただし、多くの人にとって、適切な治療を早期に行うことで、一定の効果を得られる可能性が高いとされています。
AGAが進行する前に、できるだけ早く治療を開始することが成功の鍵です。
AGA治療の効果はどのくらいで出ますか?
一般的に、効果を実感できるまでには3ヶ月〜6ヶ月程度の時間がかかります。人によっては1年以上かかることもあります。
個人差があるため、一概にどのくらいとはいえません。
AGA治療を途中でやめたら元に戻りますか?
やめたら元に戻る可能性が高いです。AGAは進行性の病気であり、治療を継続している間だけ進行を抑えることができるからです。
治療を中断すると、治療によって抑えられていた抜け毛が再び増え始め、治療前よりも抜け毛が増える場合もあります。
通常、治療を中断してから数ヶ月~1年程度で治療前の薄毛状態に戻るとされていますが、進行度が進んでいた場合は、それ以上に薄毛が進行することもありますので、がんばって治療を続けましょう。
AGA治療は保険が適用されますか?
AGA治療は健康保険が適用される「病気」ではなく、美容や見た目に関わる問題とされているため、公的医療保険の対象外です。全額自己負担となります。
ただし、頭皮に炎症が起きている場合など、「病気の治療」であれば、その部分については保険が適用されます。
AGAの治療薬を安くすることはできますか?
ジェネリック医薬品を利用したり、複数のクリニックの料金を比較したりすることで、治療費を安く抑えることは可能です。
オンラインクリニックを利用すれば、対面診療よりも診察料が抑えられ、薬代も割安になる場合があります。
一部のクリニックでは、無料カウンセリングや初月無料キャンペーンを行っています。初めての方はこのようなサービスを活用すると、初期費用を抑えられるでしょう。
AGA治療をオンラインで受けることのデメリットは?
オンラインで診療を受けるデメリットは以下の通りです。
- 医師が直接頭皮の状態を観察できないため、正確な診断が難しい場合がある
- 対面診療に比べて、治療法の選択肢が限られる
- 副作用が出た場合、すぐに対応できない可能性がある
オンラインでは治療の限界もあります。一度はクリニックで対面診療を受けてみることをおすすめします。
どのクリニックが良いのかわからないときはどうすればいいですか?
クリニック選びがAGA治療成功の鍵といっても過言ではないので、信頼できるクリニックを選ばなくてはなりません。
金額の安さだけで決めず、複数のクリニックでカウンセリングを受け、医師の説明や治療方針などを比較検討してください。クーリングオフはできないので自宅でじっくり考えることも重要です。
また、
- 医師の実績、経歴
- 実際に治療を受けた人の口コミや評判
- 内服薬、外用薬、植毛など提供される治療法の種類
- 医師やスタッフの対応の丁寧さ
- 症例の多さ
なども比較してください。
AGA治療で後悔しないためには情報収集が大事
AGA治療は、時間もお金もかかります。だからこそ、後悔しないためには事前の情報収集が必要です。
AGAに関する基礎的な知識を知った上で、信頼できるクリニックを選ぶことが重要です。
保険が適用されませんから、治療費は全て自己負担です。しかもAGAは進行性であり、一度毛髪が復活したとしても、薬をやめれば元に戻ってしまう可能性が高いです。
だからこそ、無理のない範囲で満足のいく治療ができるように、メリットデメリットを知り、自分が信頼できる医師がいるクリニックを見つけましょう。
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