消化器内科のご案内
消化器内科では、食道・胃・十二指腸・小腸・大腸・肝臓・胆道といった消化器の症状・疾患の診療を行います。
喉の違和感から胸やけ、胃もたれ、胃の痛み、腹痛、下痢・便秘、血便など、身近な症状から心配な症状まで、少しでも気になったときにはお早目にご相談ください。
当院では、胃カメラ・大腸カメラにも対応しております。
当院の特徴
鎮静剤を使用した苦痛の少ない内視鏡検査
半分眠ったような状態で痛み・恐怖をほとんど感じない、鎮静剤を使った胃カメラ検査・大腸カメラ検査を行っています。
初めて内視鏡検査を受ける方、嘔吐反射の起こりやすい方、以前に受けた内視鏡検査が辛かったという方でも、安心してご相談ください。
患者様目線の丁寧な診察・内視鏡検査
症状をよく伺い、丁寧な診察・内視鏡検査を行います。
大腸カメラに抵抗がある女性の方にも、部屋を暗くして、タオルをかけて実施。安心してご相談いただけます。
高精細な内視鏡システム「OLYMPUS製EVIS X1」導入
検査で病変を発見できるかどうかは、ときに患者様の人生・命を左右します。
当院では、高精細な内視鏡システム「OLYMPUS EVIS X1」を導入し、より早期に発見し、より早期に治療へと繋げられるよう努めています。
消化器内科で診療する
主な症状・疾患
便秘・下痢
ほとんどの方が一度は便秘・下痢を経験しています。食事や生活習慣も影響するため、軽度の、一過性のものであればそれほど心配する必要はありません。しかし、日常生活に支障をきたしているケースや、何週間も症状が続いているケースなどでは、大腸がんや過敏性腸症候群などの疾患が疑われます。
胃炎
生活習慣やストレス、ピロリ菌感染、薬の副作用など、さまざまな要因が胃炎の発症と関係しています。特にピロリ菌感染による胃炎は胃がんと関連しています。
症状が軽度であっても、慢性的な胃の症状があるときにはお早目に当院にご相談ください。
ピロリ菌感染症
若い世代では減りつつあるものの、ピロリ菌に感染しており、かつそのことに気づいていない方はたくさんいらっしゃいます。ピロリ菌感染は、胃がんの重大なリスク因子となります。一度も検査を受けていないという方は、ぜひ当院でピロリ菌検査を受けてください。陽性の場合、除菌治療にも対応します。
過敏性腸症候群
腹痛、下痢、便秘、おならといった不快な症状が長期にわたって続き、けれど大腸カメラ検査などで異常は認められない病気です。
はっきりとした原因は未だ解明されていませんが、適切な治療によって症状をコトンロールすることで、QOLの回復が期待できます。「体質だから」と片づけるのではなく、当院にご相談ください。
炎症性腸疾患
厚生労働省より難病の指定を受けている潰瘍性大腸炎、クローン病のことを指します。
腹痛や下痢、血便、発熱などの症状が良くなったり悪くなったりを繰り返します。腹痛や下痢がひどくなり、外出が困難になるケースもあります。
はっきりとした原因は分かっていませんが、適切な治療により、症状をコントロールすることが可能です。
胃がん
塩分の摂り過ぎ、野菜・果物の摂取不足、喫煙などを原因として発症します。
初期にはほとんど症状がないため、定期的に胃カメラ検査を受けることが、早期発見・早期治療の上ではなによりも大切になります。
40歳以上の方は、1年に1度の胃カメラ検査をおすすめします。
大腸がん
肉食傾向、喫煙、飲み過ぎ、運動不足、食物繊維の摂取不足などを原因として発症します。
胃がんと同様、初期にほぼ無症状です。50歳以上の方は特にリスクが高くなるので、1年に1回は、大腸カメラ検査を受けましょう。
なお、大腸がんの多くは、大腸ポリープががん化したものです。当院では、大腸がんの予防として有効な大腸ポリープ切除を、日帰り手術として行っております。